エッセイ「大事な何か」 第4章 意志 第1項 意識

< 意識の進化 >

 

 意識を解放することは、自分を幸せへ導いてくれる。
それが「生」を実感させ、そして「自分」を実感させられることで満たされる。でもそれはあくまで、日常ではない時間と空間でのこと。
それだけじゃ一般人は生きてけないし、そればかりでも先に進めまい。
日常ですべきこと、それは自我のレベルを上げること、「今ここにいる自分」の意識を引き上げていくことではないか。


 では、そのためにはどうしたらいいか。
どうもこうもない、ただ生きていけばいい、ベストを尽くすだけでいい。
自分が出くわすさまざまな局面に、正面から取り組めばいいのだと思う。
そこで自分が決断するか、他人任せにしたままか。
流されていた自分に気づき、そこから脱出する勇気を出すか、先送るか…


 真正面から取り組むことで、人間として成長することができる。
その勇気を出せたら自分に自信を持てるようになる、自分を好きになれる。
そして、何といってもその「決断」。
そう決断してから後、自分の判断基準がこれまでと変わったりする。
損得とか計算とかというものから、自分の内なる声・直感というものを大事にするようになる。そしてその声が自分に最も必要なものだったりする。。







 意識というものは、成長・進化していく・・・
まず「本能」が自分を満たす、生き延びるための衝動が判断の源だから。
人は「愛」よって行動することができる、本当の愛はあたたかく心をどこまでも安らぎと歓びを与えてくれるから。
そしてその愛を奏でる「意志」、愛とはすでに存在してしまっている…、人間が、心が愛を求めていることはすでに決まってしまっている…


 日常でなすべきこととは、常にその時点のベストをつくすこと。
勇気を出して決断することで、意識が高まっていく。
一歩一歩今を乗り越えていくことで、意識を進化させていける。
そうすると今まで感じなかったことも、感じるようになる。
それは、意識のレベルが上がったことによって、そのレベルに自分の意識が同調できるようになったからなのだという感じがする。



1999/2/4作成

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