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エッセイ「大事な何か」 |
第4章 意志 第1項 意識
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< 意識の解放 >
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−何もしない時間・・・、一人でいる空間・・・−
日常の中で、そういう瞬間がどうしても欲しい。
何も気にせず、何にも気にさせられず、ただ思うがままに心を解き放つ…。
その束縛のない時間が、心を落ち着かせてくれる。。
その一人っきりの空間が、「自分」を立ち戻させてくれる。。
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日常はめまぐるしい、どんどん流れていく。
その日々の課題を次々こなしていけば、ある程度の充実は得られる。
いや、別に成果がなくてもその流れに任せていれば、自分で考え判断しなくてもすんだりして、とても楽だったりする。
しかしそれでは、ふと我にかえると、言い知れぬ不安感に苛まれるのだ。
それでは、心の中から沸き上がってくる焦燥感を拭い去れないのだ。
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思うがままの自分に身を任せてみる、何も考えず心を解き放ってみる。
それが、「意識を解放する」ということ・・・。
それによって、流されていた自分に気づくことができる。
それによって、ズレていた自分を修正することができる。
意識の解放が大事なのは、それによって本来の自分に還れるからなのだ。
それに安らぎを感じるのは、それが心の中の本当の自分の声だからだ。
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心を静かに落ち着かせると、自分の声が聞こえてくる…。
忙しかった時はとても相手にできなかった、あれこれ考えていた自分では聞き取れなかったその声。
それは、普段のこだわりとかしがらみ、「こうしたら得」という計算でない自分、自分の内なる意識の本質的なる部分から発せられたもの。
その声は、今の自分が求めているものを教えてくれる…。
その声を聴くことで、自分がどうしたらいいか、感じることができる…。
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ゆったり心を解き放つ「時間と空間」を持つ。。
それは日常において、とても大事なことだと思う。
流されても生きることはできる、いや、流されなくても日々は流れていく。
だけど今の時代、やろうと思えばやれる環境はある。
自分から離れなくとも、自分を手放さなくても、生きることもできるはず。
「意識の解放」とは、それをつかむ為に必要なものなのではないかな。
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1999/2/2作成 2000/8/15改訂
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