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エッセイ「大事な何か」 |
第3章 社会 第3項 経済
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< この国の経済 >
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時代はほんと動いてるなァ、って感じます。
私がこの国の経済に強い違和感を感じた就職活動の頃とは、まるで価値観が変わってしまいましたから。
イケイケドンドンの当時、今の状況を誰が予見したでしょう。
ただ、結果論で当時を批判するのでなく、未来における教訓として当時の違和感を整理しておくことは大切なことだと思うんです。
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私はこれまでの日本経済の悪い部分というのは、「上からの統制構造」にあったと考えています。
すなわち、官庁が企業・業界を管理下に置く、という構造。
特に数々の事件や、今の不況を招いた大蔵省と金融機関は象徴的でしょう。
上から規制された環境…、そこでの競争とは消費者に対するものでなく、良い待遇を得るための上との「親密さ」の競争です。
贈収賄や癒着の起きる温床は、まさにココにあると言えるでしょう。
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その弊害は、癒着というはっきりした腐敗だけにとどまりません。
その競争は上に気に入られる競争ですから、独自のやり方で挑むタイプの者は決して受け入れられませんし、そもそも社内で出世できません(トップが子飼いだから)
そうすると次第に、そこには媚び上手なタイプが残り、独創性を持った人材は消えうせ、気付いた時にはその企業・産業自体が衰退する、ということになってしまいます。
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「官僚が悪い」などと感情論で言うつもりは全くありません。
基本的には官僚は、とても優れた事務処理能力を持っていると思います。
要は「官庁が監督業界を統制する」という構造です。
もし官僚の人がその権限と責任に見合うだけの報酬を得ていないのなら、もらうべきだと考えます。
天下りなどしなくても済むように…。
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強い違和感から始まった「この国の経済」に対する思い…。
でもそれも、時と共に「良い方向に進んでいるな」って感じてます。
革命的な大幅なる改革は必要ないんじゃないかな。
ただ直面する事態に一つ一つ確実に直していく、でいいと思います。
思い描いている未来の確固たるビジョンのもとに…。
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99/11/7作成 ぜひ一言!アンケート |
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