| エッセイ「大事な何か」 |
第2章 芸術 第4項 芸術
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< 芸術はなぜすばらしいのか > |
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−芸術は、なぜすばらしいのか・・・−
芸術って、まるで「自由の女神のように、丘の上でまばゆい光をかざしながら、確固たる道を示してくれている」って感じがする…。
否定や批判にさらされ自分を見失いそうになっても、それがあれば自分に舞い戻ることができる!
「何が大事なものなのか」感じさせてくれる!
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マイナスな気持ちや低い意識のレベルから、一気に意識が高められる。
心が曇りのない、崇高な領域へと引き上げられる。
それはよくよく考えれば、とてつもないこと。
だって、生きる上での力を与えてくれたりとか、「心」や「存在」というよく分からないものに対して、絶対的な勢いで語ってくれるのだから。
客観的なもの・相対的なものからは、そんな気持ちは得られないのだから。
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芸術は「客観」や「相対」ではあり得ない。
それは完膚なきまでの「主観」、その人の意識そのものの表れ。
その溢れる思いに、自分がどうしようもなく突き動かされる…。
それがそんな紛れもない思いだからこそ、その人を感じ、その意志を受信し、心が感動させられることとなるのだ。
そして、それが自分勝手な解釈とか奇をてらったものではなく、魂にたしかに流れている「意志」だからこそ、人の心を捉えることができるのだ。
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「分かった」なんてその時思っても、また次の瞬間には「もっと先がある」ことに気づく。
それまで全然感じなかったことが感じられるようになったり、自分の感覚自体が変わってしまったりする。
芸術はお金のように、直接には利益をもたらしてくれないかもしれない。
でもそれは人にとって、とてつもなく必要で価値のあるもの…。
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「生きていく」ということは難しい。
否定や批判にさらされれば自分は揺らいでしまうし、そもそも客観的な指針などない「生」というものに対して、確固たる意思を携えるのは大変だ。
そんななか、芸術は自分を自分に立ち戻させてくれ、「本質」を感じさせてくれ、前を向いて歩く力を与えてくれる。
それこそが、芸術の最もすばらしいところではないかな。
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99/5/10作成 ぜひ一言!アンケート |
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