| エッセイ「大事な何か」 |
第2章 芸術 第2項 才能
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< カリスマ > |
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ごく稀に、不思議な魅力を放つ人がいる。
その行動・その下した判断が考えられてされるのでなく、反射的・自動的に行なわれ、しかもあろうことかそれが絶対的なる正解だったりすること…。
このような光景は、人の心を瞬く間に虜にしてしまう魔力を備えている。
こういう人を指すのにピッタリの言葉、それが「カリスマ」って気がする。
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カリスマは「天才」とは少し違う。
一種の天才ではあるけど、その才能が「精神を解放すること」「意識の本質をつかむ能力である」ということ。
パパンのようなタイプは、自己の鍛練と精神の集中によって、その瞬間、自己が消えて「反射・自動モード」になり、通常を超えた力を発揮する。
「カリスマ」とは言うなれば、生まれながらに本質をつかむ力を有しているゆえに、精神の鍛練なしに「反射・自動モード」になれる人って感じ。
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その代表と言ったら、やっぱり織田信長かな。
「桶狭間の戦い」なんて典型的…、誰も考えもしない、論理的に考えたら無謀でやれるはずない行動に、絶対の確信を持っていた。
手の付けられないうつけ者と言われた幼年時代、鉄砲を始めとする南蛮文化の採用、楽市楽座、比叡山焼き討ち、などなど。
周りや先例によらないその直感・ひらめきが、決していい加減な思い込みではなかったのは、それが意識の本質から出たものだったからではないか。
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最近では、直接そのプレーは見てないのだけど、きっと長嶋茂雄はそうなのでしょうねぇ。あと、リアルタイムで顕著に思うのがアントニオ猪木。
猪木は相手が攻撃してくるその刹那、明らかに考えてなく反射的に動き、それが直感ゆえに一切の無駄や迷いがなくまさに自然体「正解」で動いてしまう。それこそが、彼らに熱烈なファンをつかせる理由ではなかろうか。
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ただ「カリスマ」って、一般的にはあまりお薦めできないカモ(^^;
だってこの手の人は、自らの直感でのみ動くため、他人の言うことなど全く気にしない無神経さ・厚顔さ・傍若無人さを持ち合わせている。
そういう意味で、多分に社会性・協調性という面で問題がありそう。
でも今の日本のような社会じゃ、なかなかこういう人が大成するのは難しいから、いらぬ心配かな?
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99/5/26作成 ぜひ一言!アンケート |
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